2008年12月06日

第41話 いよいよか…

明朝、さっそく俺達義兵に指令が出た。

幸か不幸か偶然にも黄巾賊が幽州に攻めてきたらしい。

劉焉はすっかり怯えきってやがる。

ここで甥の俺が安心させれば地位もぐっと上がるだろう。

大丈夫ですよ劉焉殿。

俺たちが蹴散らせて見せましょう。

と言おうとした矢先、田舎もんの鄒靖が遮りやがった。

ちっ見透かされたか。

なかなかやるじゃないか田舎もんのくせに。

鄒靖は自分が大将になって迎撃するぞと息巻いている。

今までなにやってたんだよ。

物見によると黄巾賊は4、5万の軍勢らしい。

こっちの兵力は俺達合わせても1万がやっとだ。

しかも城を空にするわけにはいかないから

出せても7、8千ってとこだろう。

無理だ。

初陣が負け戦かよ。

もう嫌になった。

そういえば昨日踏み台が言ってたのだが、

俺の恩師、盧植の先公も出兵してるらしい。

畜生、最初から先公についていけばよかった。

いちいちうるさい先公だったが、

知識と勇猛さを兼ね備えている知勇兼備の将だった。

じじぃなら安心して初陣を飾れたに違いない。

モヤシもいるかもしれんしな。

失敗した。

何とか俺だけでも抜け出そうと画策していたら

ヒゲと豚に捕まってしまった。

豚はただ戦いたいだけだろうが

ヒゲはどうも様子が違う.

どうやら俺の力を見てみたいようだ。

いや、むしろ俺の無様な姿を期待しているようだ。

そうはいかんぞ傲慢ヒゲめ。

俺にはちゃんと策があるんだ、とっておきのな。

ようし行ってやろうじゃないか。

黄巾賊なんぞ蹴散らせてくれる。

そしてどさくさに紛れて


ヒゲも鄒靖もあの世行きだ。



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posted by うさんく斎 at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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