2008年12月07日

第42話 しんがりは死ね

さぁみんなついてこい

劉備様率いる黄巾賊討伐隊の行進だ!

ともいかず、田舎もんの鄒靖が三軍を率いる。

今まで黄巾賊に散々打ち負かされていた鄒靖が大将か。

しかも兵士の数は圧倒的にこちらの不利。

正面からぶつかったら間違いなくオダブツだ。

しかも俺達義兵は鄒靖にとっては使い捨てなのか、

軍のほぼ先頭に位置している。

俺に恨みでもあるのかこの田舎もん。

第一俺たちは戦の経験が全くないんだぞ。

先頭がこんなんじゃ黄巾賊の士気を上げるようなもんだ。

戦下手だなこいつ。

自分の身が一番大事だから負けてばっかなんだ。

少しは学べよ田舎もん。

しかしヒゲと豚は先頭だから喜んでいやがる。

そんなに人殺ししたいのかよ。

今はいくら黄巾賊だからって、

元々は俺たちと同じ貧しい民衆達なんだぞ。

できれば戦わずに話し合って穏便に済ませたいが今更遅い。

いくらなんでも今からでは空気読めない男になってしまう。

だから俺は戦が始まったらそっと義兵を率いて

傍観してようかと思ってる。

あくまで戦うふりをしてコッソリとな。

そうでもしないと無駄な血が流れるだけだし、

何より俺の命が危うい。

こんなところで死んでしまったら元も子もない。

豚が道を切り開いてくれれば逃げるのもたやすいだろう。

そしてヒゲにはしんがりを務めてもらおうかのう。

そうなればいくら豪傑でも大軍に揉まれてヒゲは死ぬだろう。

今まで散々人を馬鹿にしくさった報いだ。

お天道様はみているぞ。

死んで今までの罪を償え。

だがヒゲよ喜べ。

しんがりで死ぬ事は


名誉ある死だからな。


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posted by うさんく斎 at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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