2008年11月15日

第20話 傲慢なヒゲ

くそっ。

関羽こと赤顔のヒゲの迫力に酒が喉を通らない。

微妙な空気が流れる。

若い頃に隣村の女の子たちと宴会をした時と同じ空気だ。

自己紹介しようにもなかなか言葉が出ない。

おい豚。

お前の知り合いならお前が盛り上げろよ。

一人で酒ばっか飲んでんじゃねーよ。

よく人殺したばっかで食べたり飲んだりできるよな。

単細胞の豚はこれだから困る。

ヒゲは目線を下にして悠々と飲んでるし。

久々に冷や汗をかいたぞ俺は。

すべて豚のせいだ。

すると酒で濡れた髭に手をやりながらヒゲが口を開いた。

義兵に入るおつもりか?と

いやいやいやちょっと待てよ。

何言ってんのこいつ。

まずは自己紹介だろうが。

なーにを偉そうにいきなり人に質問してんの?

ははーん。

お前こういう場に慣れてないんだろ。

友達いなさそうだもんな。

単細胞なのに見栄張ってんじゃねーよ。

第一義兵志願じゃねぇし。

未来の軍師様だぞ俺は。


そのヒゲ引っこ抜いてやろうか?


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posted by うさんく斎 at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第一章 桃園の誓い編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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