2008年11月23日

第28話 人を見下すヒゲ

だらだらと続く行進。

所々に黄巾賊に襲われた後であろう

朽ち果てて人っ子一人いない村がある。

金になりそうな物や食べ物はもちろん無い。

残念。

惨たらしく捨て置かれてる死体の山だけだ…

怖い。

俺達の行く末もこんなんかも。

やっぱ止めておけばよかったと後悔。

張飛はこの惨状を見てワナワナと怒りをあらわにしている。

一人残らず黄巾賊をぶっ殺してやると。

あんま突っ走るなよ。

この豚は目の前の事しか見えないから、

いつか手痛いしっぺ返しを食らうぞ。

それにしても黄巾賊は酷い事をする。

しかし、そんな黄巾賊の事を実はよく知らない俺。

噂でチラホラとしか聞いた事が無い。

巻き込まれたくなかったからな。

だが敵を知らなければ勝てないので、

ヒゲに黄巾賊について聞いてみた。

そしたらあいつ、えっ知らないの?みたいな顔しやがった。

バーカ知らないんじゃねぇよ。知る気おこらなかったんだよ。

まさか俺が挙兵するなんて思わなかったからな。

しかし聞いた相手が悪かった。

とくにヒゲには悟られたくなかった。

こいつはどうも人を見下す癖がある。失敗したな。

そこで俺は、

いや、知ってるんならよい、ならば村民達に色々教えてやってくれ、と

とっさに言い返してやった。

またも怪訝そうな顔を浮かべたヒゲだったが、上手く危機を脱せた。

やはり俺は頭がいいな。


いつかヒゲを唸らせてやる。


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posted by うさんく斎 at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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