2008年11月24日

第29話 恩でも売っとくか

俺の言うことを聞いたヒゲは後方の村民達の元へ下がり、

先頭は俺と豚。

豚は黄巾賊の所業に怒りが収まらないらしく、

本当の豚みたいにぶふぅぶふぅと気勢が良い。

今黄巾賊が襲来してきても豚一人で何とかなりそうだ。

心強いが今後余計な事をしそうで怖い。

まぁ、口うるさいヒゲよりかはマシかもしれないが、

このまま黄巾賊のことを何も知らないのはまずい。

しかし、豚にだけは聞きたくない。

聞くまでもなくこいつは知らないだろうしな。

さてどうするかと思案していると、

後ろのほうから聞きなれた呼び声が聞こえた。

よーく見てみると簡雍だった。

あいつは俺の幼馴染で幼少の頃はよく一緒に遊んでた仲だった。

最近ではあいつの図々しい性格のせいか周囲に邪険にされて、

家に引きこもってたらしい。

ズケズケ物を言うし遠慮なしで無頓着な所があったから

俺も苦手だったんだよなぁ。

面倒だなと思いつつどうしたんだろうと見ていると、

後方でヒゲに捕まってるではないか。

村民たちに不審者だと密告されたらしい。

あいつ嫌われてたからなぁ…

このままヒゲに殺されても構わないが、

ひきこもりがわざわざ出てきたんだ、助けてやろう。


絶対恩返ししろよ。


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posted by うさんく斎 at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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