2008年11月25日

第30話 どうせ捨て駒

ヒゲは得意げに俺に簡雍を差し出してきたが、

俺と簡雍は同郷で幼馴染だと説明してやると、

ヒゲはあからさまに憮然とした態度になった。

ざまぁみろ。

というか主君に向かってその態度はなんだよ。

義兄弟だからっていい気になるなよこの傲慢ヒゲ!

普通なら打ち首もんだぞ。

いくら村民に懇願されたからと言っても、

勝手なことをするからだ。

お前の傲慢な態度が招いた結果だよ。

空気が一段と悪くなってしまったので、

ふてくされている傲慢ヒゲをおいて先頭まで戻った。

さて一体どうしたのだと簡雍に問うと、

どうもこいつも連れてって欲しいらしい。

引きこもってるのも楽じゃないし、キッカケがあれば

家を出るつもりだったと。

決して村民達に邪険にされてたから引きこもってたわけじゃない、

好機を伺っていたんだと胸を張ってやがる。

そこまで見栄張らなくてもいいと思うが、これは都合がいい。

気に入らない奴だが、連れて行ってやれば奉公するだろう。

こいつも頭がそこそこいいから色々役にたつかもしれんしな。

お前の図々しさがあれば外交や交渉とか上手く行くかもしれんし、

失敗したら地獄で引きこもらせればいい。

お前も今日からこの劉備様の捨て駒だな。

まず手始めにこいつに黄巾賊の事を色々聞いてみよう。

どうせ誇らしげに語るんだろうが、


ヒゲよりかはマシだ。


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posted by うさんく斎 at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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