2008年12月01日

第36話 贅沢の為

あれこれ考えながらひたすら行進していると

図々しい奴が急に高揚しだした。

どうも目的地の広陽郡が近付いてきたらしい。

まだ襲われてない村がちらほら出てきたし、

人の往来も激しくなってきた。

まぁ、嬉しい気持ちは分かるが、

お前もまだ許してないんだからな。

あんまり俺の前ではしゃがないほうがいいぞ。

ともかくあと少しで俺のブラザーと会えるとわかると

俺もいささか気分が良くなってきた。

張飛はもう酒と食い物しか頭に無いらしい。

さっきからどこかで休憩しようしようとブヒってやがる。

少しは我慢しろ卑しい豚め。

こんな奴らと一緒にいて劉焉と無事に会えるだろうか。。。

ヒゲと豚を利用したのは確かに俺だが、

今となっては邪魔なだけだ。

いざとなったらこの二人は置いていこう。

あれこれ思案していたら

ついに劉焉がいるであろう立派な城が見えてきた

こんなご時世に贅沢な作りだな。

お前たちのほうが民から搾取してんじゃねーのか?

討伐すべき黄巾賊も、元々は腐った政治を

打破するために決起したらしいしな。

この城の作りを見ると、わからんでもないぞ張角。

だが俺は長いものに巻かれる主義だからな。

これも世の流れだから仕方ないな。


俺も早く贅沢してぇ



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posted by うさんく斎 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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