すると門番たちは、それならばすぐさま太守に確認を取ってくると
俺達を残して去っていった。
最初からこうすればよかったんだよ。
お前たちクズ共が話をややこしくしたんじゃねーか。
もう役立たず共はあんまりでしゃばるな。
簡雍は捕えられたままだがしばらくそのままにしておこう。
少し反省するといい。
打ちひしがれてる簡雍を尻目に村民達と談笑していると
門番が足早に帰ってきた。
代表数名だけ城に入れるらしい。
と説明を受けていたのはヒゲだ…
お前いつの間に一番前に来てんだよ。
義軍の大将は俺だぞ。
村民達の目を気にしているのか?
そんなんで村民達はお前を見直すわけない。
だが結局俺とヒゲと豚が劉焉と対面するって決められてしまった。
しかも簡雍はそのまま人質にしとくとも。
図々しい簡雍は、え?なんで俺はダメなの?って喚いていたが、
ヒゲの所業だとバレてまたいらんイザコザが起こるのも面倒なので、
劉焉のご意向だと伝えてしまった。
簡雍は捕えられたままだがしばらくそのままにしておこう。
簡雍は怒り狂っていたが、お前また大口叩くかもしれないしな。
心配するな何かあったら助けてやる。
多分。
上手く話しをつけれたら解放してくれるだろうよ。
しつこいがこれも大義と俺の出世の為だからな。
恨むなら劉焉を恨め。
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