結局お前も卑しいやつなんだな。
そんな性格じゃあ天下は取れんぞ。
今は一応仲間だから踏み台には黙っててやるが、
いつでもお前が役人殺しって事を
告発する準備はあるのだからな。
おとなしく長いものに巻かれときなさい。
今日はこのまま劉焉の居城に世話になることになった。
豚は宴会を期待してたようだが、
なんの手柄もないのにそれはないだろう。
第一、踏み台は俺のこと一応は信じてるらしいが
劉焉お気に入りの鄒靖将軍とやらが疑いの目を向けている。
なんだお前は。
こんな踏み台の太守の部下だ。
どうせたいしたことないんだろう。
顔つきも漢民族らしくないしな。
どっか辺境の田舎もん臭いぞ。
まぁよい。
俺達の働きぶりを見せつけてやれば
こいつも単細胞っぽいから納得するだろう。
将軍と名乗ってるからには期待してるぞ鄒靖さんよ。
あ、自分じゃ手に負えないから義兵募集したのかな?
全くどいつもこいつも能無しめ。
官軍にはこんな奴らしかいないから
この体たらくなんだろう。
こんな太守に将軍じゃ民衆もかわいそうに…
どうせ同じ性だ
黄巾賊平定したら俺がここの太守になってもいいな。
いやむしろ分捕ってやろうか。
民の事を一番に考えれば明白だな。
さっさと隠居しろ劉焉。
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