2008年12月16日

第51話 勝手に死ね

田舎もんの目立ちたがりのせいで、

連日出陣することになってしまった。

現場の辛さを知らない劉焉め、

一度お前が出陣してみろってんだ。

そうなりゃナメた口聞けなくなるぞ。

しかも青州だと?

明らかに遠いんだよ。

また逆戻りじゃねーか。

攻めてくるなら幽州に攻めてこい黄巾賊共め。

いくらでも迎え撃ってやるからさー。

みんなの見る目があるので渋々承諾したが

人質のままの簡雍がほくそ笑んでるのが一番気に入らない。

お前人質の立場をなんか利用しているな?

帰ってきたら処刑にしてもらおう。

それにしても勝てる保証のない戦はもう嫌だな。

今回は上手くいくかどうかわからねーし、

結局田舎もんの言いなりになっとくしかないしな。

その田舎もんが作戦を立てようと

進軍中に歩み寄ってきた。

前回の逃走作戦が功を奏して勝てたもんだから

すっかり俺に惚れこんでいるようだ。

これだから軍師は辛いのう。

足りない頭でよく考えろと言いたいが、

まだ田舎もんは俺の配下では無い。

仕方ないから進言してやった。

敵の勢力はこちらより上だと思うから、

こちらは軍を三つに分けて隠れさせ、

戦況次第で挟みうちすればよいと。

うーん素晴らしい。

とっさに出てくるなんてさすが俺様だな。

というより自分の身を守るためなんだけどな。

ヒゲと豚に一隊ずつ任せて、俺と田舎もんで本陣を組む。

俺は本陣の後ろで待機してヒゲ豚に突っ込ませれば勝てる。

いざとなれば一番に逃げれるしな。

つーか、

相手の陣立ても分からないのに作戦もクソもねーぞ鄒靖。

その鄒靖は俺の作戦を聞くと勝てると確信したのか、

一人気合いを入れて駆けるぞーっと進軍を急がせやがった。

もうお前一人で行けよ田舎もんが。

あの士気じゃ誰も付いて行かないだろうと思ったら、

うちのペット二人が我先に行ってしまった。


もう死ぬなら三人で死んでくれ。


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posted by うさんく斎 at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第二章 黄巾賊討伐編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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