2009年01月10日

第72話 這い上がる

いかにも山賊ですって集団に取り囲まれた。

多分黄巾賊の残党であろう。

命が惜しけりゃ金目の物と食糧を置いてきな

と、決まり文句をほざいてきやがった。

それはこっちの台詞じゃわい。

俺達もここ数日満足に食い物にありつけてない。

飢えと寒さで苛々してる時に来るなよ。

俺達の姿なりを見れば分かるだろ馬鹿ども。

話し合いで解決できればよいのだが、

こっちは単細胞揃いだ。

気がつけばヒゲと豚が散々に打ちのめしていた。

運が悪かったな山賊ども。

もっと相手みて行動しなされ。

山賊達の死体を物色する俺達。

堕ちるところまで落ちたな。。。

今は生きるために必死だ。

なんだこいつら何にも持ってないじゃないか。

まぁ持ってたら襲わないわな。

そうして俺達はこのまま野営することにした。

すっかり夜も更けまどろんでいると、

複数の蹄の音が近づいてくるのがわかった。

また山賊か?

急いで仲間を呼び起こした。

何者だっ?

と声をかけられる。

まずお前たちが名乗れと思ったが、

相手は大勢だし、俺達は追われてる身だ。

事を荒立ててはならんので

適当に旅の者と伝えた。

そうするとそいつらは周りの山賊の死体を見て、

お前たちが成敗してくれたのか?

そいつらは黄巾賊の指名手配人だ。

褒美を取らすのでこれから主君の元へ

連れて行ってやろう。

とこっちが呆然としてる間に決められてしまった。

おおおなんという展開だ。

やはり良い事をすると返ってくるんだな。

さぁどこへでも連れてってくれ。

お前たちの主君とやらは誰なのだ?

何?公孫讃だと?

若かりし頃、廬植のじじぃの下で

一緒に学んでいたモヤシの公孫讃か?

そういやあいつはいいところの坊ちゃんだったな。

こいつぁ都合が良い。

これを利用しない手はないな。


待ってろよモヤシ。


posted by うさんく斎 at 00:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 第三章 反董卓連合編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 朝飯 at 2009年01月10日 01:09
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